2020-08-29

   本来無一物

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本来無一物

弟子たちの力量が祖師の法を伝える水準に達したのを悟った禅宗五祖弘忍は、各々の境地を詩に託して表明させ、優れたものを自らの後継者に使命することにした。弘忍が認めたのは次の詩を提出した後の六祖慧能(ろくそえのう)であった。「菩提本樹無し、明鏡も亦台に非ず、本来無一物、何れの処にか塵挨を惹かん」

(悟りという樹も鏡のような心もありはしない。もともと何もないのだから、何処に塵埃がたまり、何を払拭しようというのか)

すべては本より空無であり、一つとして固定的実態はない。

人はこの世に産まれてきたときには何も持たずにいるのです。この世の社会において地位や名誉に拘らず、1日1日を穏やかに大切に過ごし、世を去るときには人は産まれたときと同じ、何も持ってはいけません。

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毎日場所が変わる🐸かえるさん。

近くの小学生🎒さんでしょうか、大人の方でしょうか、🐸蛙さんはいつも誰かと話しているようです😊

灯籠上は始めてでした😊



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