戦国時代武田軍は織田軍によって追いやられ、松姫一行はどこへ行くあても無くまずは甲斐の国から3人の子供を連れて逃げなければなりませんでした。そこで、現在甲州市にある向嶽寺(臨済宗南禅寺派)へ出向き紹介状を手にして、織田軍に見つからないよう峠を越えてやっとたどり着いたのが「金照庵」でした。ここは、興慶寺(上恩方町にある臨済宗南禅寺派)の第五世一山祖長和尚が住職を務めていた後宝徳二年(1450)になってから、隠居所としてこの金照庵を草創したものだと言われてます。

 一行は向嶽寺からの招待状を出してしばらくの間、興慶寺へ身を隠して時機を見ながら金照庵で生活することになったのが由来であります。松姫にとっては第二の人生の始まりの場、後に信松院や八王子の織物の発展に起用したご縁のある場所、原点でもあります。

現在の金照庵は跡地として八王子市立恩方第二小学校の校庭になっており碑が立ってあります。


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